ダイプラストウッドとは?


新世代の高品質再生プラスチックで、
様々な素材の上位素材として高く評価されている

ダイプラストウッドは、高強度・耐久性、耐候性、耐薬品性に優れた高機能な再生プラスチックです。
昭和52年創業以来、独自の原料・ブレンド技術による品質の安定・成形技術による高品質、高付加価値製品の開発に努めてまいりました。

また、弊社の強みである大型製品(最大250kg迄の実績あり)の製造も可能です。
腐らない、木くず等のゴミが発生しない、折れない、割れない等の理由から木材からの代替品としての 需要が最も多く長期に渡りご使用頂いております。

ダイプラストウッドの性質について

材質ポリエチレン(LDPE) (一部LLDPE , HDPE混合)
比重0.96
黒(一部プレス製品はグレー色、車輪止めはイエロー)
圧縮強さ(JIS K6931) 再生プラスチック製の棒、板及びくい
圧縮弾性率 154Mpa(15.7kgf/mm2)
圧縮比例限度強さ 2.41Mpa(0.24kgf/mm2)
曲げ(JIS K6931) 再生プラスチック製の棒、板及びくい
曲げ弾性率 487Mpa(49.7kgf/mm2)
曲げ強さ 15.0Mpa(1.53kgf/mm2)
硬さ38.0(HRR) ロックウェル硬さ Rスケール用径12.7mm鉄球使用
耐薬品性(JIS K7114)プラスチックー液体薬品への浸せき効果を求める試験方法
× ガソリン
○ 10%水酸化ナトリウム
○ 軽油
○ 10%塩酸
○ エンジンオイル
○ 10%硫酸
○ 中性洗剤
○ エチルアルコール
○ 塩素系漂白剤
○ 10%アンモニア水
○ 蒸留水
融点120℃以上(軟化点80℃以上)
発火点350℃以上(引火点340℃以上) 参考:木材 白松260℃(発火点・引火点)
燃焼ガス(JIS K7217) プラスチック燃焼ガスの分析方法
○ 一酸化炭素
× アンモニア
○ 二酸化炭素
× 硫黄酸化物
× 塩化水素
× 窒素酸化物
× シアン化水素
摩擦係数(JIS K7125) プラスチックーフィルム及び シート-摩擦係数試験方法
0.36(静摩擦)
0.28(動摩擦)  参考:木材(アピトン) 0.36(静摩擦) 0.29(動摩擦)

ダイプラストウッドが選ばれる理由 特長について

1.ダイプラストウッドが持つ機能的特長

2.他の素材との特徴比較

木材からの代替えが非常に多く、最大のメリットは長寿命・耐久性。水を吸収しないため腐らないということと、コケ等の発生や劣化がしにくいということが理由に挙げられます。

また、割れや折れによる木くず等のゴミが一切発生しない、欠けたりしないということから、衛生面で求められる場合もあります。最近ですと大型木材の入手が困難で高価格な為、代替えの需要も多く、他社には無い大型の角材等のご注文も多数頂いております。

こちらの尺角等の大型製品(例:300x300x1000 約86kg)は、弊社の長年の経験や成形技術を生かした製品の一つになります。

-

ダイプラストウッドの加工について

木材と同じように、切断・釘止め・ボルトナットによる取り付けや空洞率が殆んど無いため、各種穴加工が出来る事が大きな特徴です。また、木材との大きな違いは金型による一体成形が可能な点です。

注意点として切削加工・穴加工と様々な加工ができますが、加工の内容によっては強度が落ちる場合がございますので、なるべく強度が落ちない方法等をご提案させて頂きます。

穴加工

切削加工

塗装

-

取り扱い上の注意点について

常温使用であっても温度差により伸縮し、温度差10℃で約0.5%の伸縮がありますので、切断時の温度や製品取り付け時の温度差には特にご注意願います。また、原料として電線の被覆材も使用しているため、製品内に含まれる物質による影響で食品衛生法には、適用致しませんのでご了承下さい。

-

ダイプラストウッドの定尺商品(角材・板材・変形角)

角材、板材、各種サイズ定尺製品を取り揃えています。ゴム製品、木材製品の代替品として幅広く使用されています。金型、機械設備等重量物の枕木やプレハブ建材、コンクリート建材の段積みスペーサなどの幅広い用途に使用できます。

<ダイプラストウッド製品サイズ一覧>

※定尺製品以外の特注品も多数取り揃えしております。